料理スキルゼロの東大生が防災意識が高じて、「鍋で米を炊いてみた」
鍋でご飯炊いたことありますか?
どうも。ヒロです。
最近暑くなってきましたね。
「夏だ!海だ!海水浴だ!」なんてパリピは喜ぶのでしょうが、
貧相な体の上に、メタボ気味かつ泳げない僕には無縁の世界です、はい。
さて、このブログを読んでいる人はたいてい家に米を常備しているでしょう。
日本人は、米が主食ですもの。
しかし、震災時には電気が使得ない可能性があります。
そうすると、炊飯器が使えません。
米は生では食べられません。
つまり、宝ならぬ米の持ち腐れになってしまいます。
せっかく食材がそろっていても、調理ができない状況になってしまうわけですね。
そんな時、脳裏に浮かぶのは鍋で米を炊くこと。
ガスコンロと鍋があれば、米炊けんじゃね?
そんな中学生のあの頃抱いた初恋並みに、甘い考えが脳裏をよぎります。
しかし、ここで一つ大きな問題が生じてしまいます。
「鍋で米を炊く方法がわかんねぇぇ〜!!」
僕は、農家の孫なのにもかかわらず、全くといっていいほど料理をしたことがありません。
なんと爺じ不幸な孫なんでしょう。
上京するときは、可愛い彼女がすぐにできて、愛情たっぷりの料理を作ってもらえると信じやみませんでした。
しかし、現実はそんなに甘くはない。
世知辛い世の中だ。
結局、吉野家、松屋、すき家、吉野家、吉野家、吉野家でご飯をエンドレスループしてますよ。
そんな僕が、米を鍋で炊く方法なんて知る余地もありません。
僕みたいな人は少数派かもしれませんが、少なくとも鍋でご飯を炊いたことがある人はそんなに多くないんじゃないでしょうか?
ってなわけで、初めて初号機に乗り込むシンジくんのような心地で、鍋でご飯を炊いてみたいと思います。
実際に炊いてみた
今回は、ガスコンロと鍋を使って、米を2合炊いてみました。
もっと多く炊きたい場合は、水の量を多めにしてみてくださいね。
参考にしたサイトはコレです。
僕たちの未来予想図はこれですね。
実際には、この通りには炊いてないのですが、十分美味しく炊けます。
では、淡々と作り方を説明していきます。
鍋で米を炊くときの手順
準備するもの
- ガスコンロ
- 鍋
- 米2合
- 水(750ml)
美味しく米を炊くためには、まず30分ほど米を水に浸します(冬場は1時間だそうです。)
次に、米に水が浸透したら、米を研いで、いよいよ炊き始めます。
水を450ml入れます。(目安としては1合につき200-225ml)
そして鍋に火をかけます。
この時、始めは中火にしてください。
僕たちが実際にかけた火加減はこんな感じです。
- 中火で沸騰させる
- 沸騰したらそのまま2分
- 少し火を弱めて3分
- 弱火に落として10~12分
このとき、注意すべきは2点あります。
- ④の時点で、こまめにフタを開けて、完全に泡が出てこなくなるまで水気を飛ばす。
- 吹きこぼれてくるので、こぼれる前にフタを開ける
最後に、5分ほど蒸らすと完成です!
結構ふっくら炊けてます。
下の方も焦げておらず、いい感じでした!
炊いている間に、簡単にサラダもつくってみました。
用意したのは
- カットサラダ
- ツナ缶
- ドレッシング
シンプルに混ぜるだけです!
カット野菜は、包丁を使うことなく簡単に調理でき、水を使う必要もないので非常に有用です!
ただ、冷蔵庫が使えなくなったら腐ってしまうので、震災初日にさっさと食べてしまった方がいいと思います。
さて、炊いたお米と、サラダを並べると、、
完成です!
結論から言うと、「普通においしくね?」って感じでした。
最初、米は上の部分と下の部分で微妙に炊き具合が変わってしまっていたので、上の部分は多少硬かったです。
ただ、混ぜると特に気になりませんでした。
まとめ
結論、結構簡単に炊けちゃいます。
料理をしたことない人でもめちゃめちゃ簡単に炊けちゃいます。
外国人なら、Peace of cakeと言わんばかりです。
ただ、さすがに炊飯器で炊いたご飯を100点とした時の70点くらいの美味しさでした。
それでも、どうしてもお米が食べたい時なら100点以上の満足感が得られるでしょう。
では、重要事項をまとめましょう。
- 最初に、米に水を30分~60分浸透させる
- 米1合に対して、水200~225mlで炊く
- 中火で沸騰させ、沸騰したら水分がなくなるまで徐々に火を弱めていく
- 吹きこぼれないように注意する
これさえ覚えておけば、十分美味しいごはんが食べられます!
このブログのお墨付きです。
実際、料理なんて実際テキトーにやってりゃなんとかなるっしょっていう江戸っ子ばりの粋な心意気で炊けちゃいますから安心してください。
ちなみに、どうやら鍋で炊いたご飯は、時間が経ってもそこそこ味が落ちないようです。
一昔前の携帯料金のように1日くらいは繰り越せるらしいです。
時間のある方は是非自分で試してみてください。
P.S.
このやり方で、一点だけ注意すべき点があります。
それは、米を研ぐ際に結構水を使ってしまうということ。
震災時に水は重要な生命線なので、できれば無洗米を常備しておくことをお勧めします。